あけましておめでとうございます。

Welcome to Sado.
Photo: “Welcome to Sado.” 2015. Sadogashima, Japan, Apple iPhone 5S.

あけましておめでとうございます。

酉年の22年目です。


佐渡島両津港。観光客らしき人は見当たらない。ほぼ、商用と地元の住民。

なんでもないこの平日の、中途半端な午後3時にお出迎えしてくれたサドッキー。お前はここに常駐しているのか。

熊のメリークリスマス

Bear's Christmas
Photo: “Bear’s Christmas” 2015. Tokyo, Japan, Apple iPhone 5S.

クリスマスから日付が変わり、ここで最後とタクシーでたどり着いたレストランは、温かくて静かだった。

夜もすっかり更けて、もう明け方の店には、ちょっと遅いクリスマスを祝っている謎のカップルが居る。熊のカップルも座って居る。そして、4軒目か、5軒目ですっかり疲れがまわってきたリーマン達(僕らだ)。それで全部だ。

街は静まりかえって、クリスマスの雰囲気は無くなりつつあるけれど、謎の二人は楽しそうだ。こんな深夜から会っている二人に、どんな事情があるのかは分からない。ただ、静かに話しをしている。


渋谷にこんな場所があるとは思わなかった。西欧のいろんなカワイイを混ぜたようなインテリアは、そのちょっとちぐはぐな感じが、ディズニーランドみたい。

リーマン達は、字面が凄いという理由だけで頼んだスペアリブと、ノリだけで頼んだピザを、ビールで流し込んでいる。何を話したかはもう覚えていない。


そういえば、熊のカップルも、プレゼントを交換してクリスマスをちゃんとお祝いしているよ。

I can see clearly now

Bar in daylight.
Photo: “Bar in daylight.” 2016. Okinawa, Japan, Richo GR.

“I can see clearly now the rain is gone.”

と Holly Cole は歌うが、飛行機の窓から見る沖縄は雲が結構な頻度でちぎられて、まだ夏のなごりを感じさせる水蒸気立ち昇る海。

イヤフォンを外すと、空港の混雑でなかなか着陸できない、とアナウンスがある。飛行機は、那覇上空をずっと旋回している。さて、本当の理由は何でしょう。

1. 既にハイジャックされている
2. 実は主脚が下りない
3. 琉球が独立したので降りられない

正解は、尖閣諸島周辺への F15J 要撃機のスクランブル。

台南、休日の朝の牛肉湯(石精臼牛肉湯)

Bouillon for breakfast.
Photo: “Bouillon for breakfast.” 2016. Tainan, Taiwan, Apple iPhone 6S.

台南、二度目。ホテルの朝食は予約していない。台湾人が週末の朝に食べるものを食べたい。Xiaomi の地元アプリで、繁体字を解読しながら牛肉湯の店を見つける。Xaomiの画面を見せると、タクシーの運転手は直ぐに場所を把握した。


店は台湾のよくある路面店。通路に面したカウンターで、青い Tシャツ姿の大将が赤身の固まりを切っている。既に熱気を帯び始めた台南の朝。

牛肉湯は熱いスープに、赤身の牛生肉の細切りを入れて、しゃぶしゃぶというか湯上げのようにして喫する料理。一緒に、魯肉飯も頼みましょう。朝飯には重そうだが、上品なスープに、脂っ気のないさっぱりした肉で、とても軽く感じられる。そこに生姜のアクセント。暑い台南で生肉?とも思ったが、表面にしっかり熱が入るし、これはとても気候に合っているように感じた。


食べ進んでいると、店の人がレンゲにスープを取れという。卓に備え付けの、「米酒」と書かれた調味料を入れてくれる。沖縄に於けるコーレーグースのような、そんな風味が付く。なるほど、レンゲで試して気に入ったらどうぞという事か。そんな細かい気遣いを、地元の繁盛店で受けられるとは思わなかった。

向かいのテーブルでは、小さな女の子と父親が、親子で朝ご飯だ。シンプルな肉スープを前に、いささか退屈げにしている彼女にとっても、やがては忘れられない懐かしい故郷の味になるのではないかな、と思う。

なんだろう、何年後にでも戻ってきて食べたい、そういう味なのだ。お会計は全部で 200円ぐらい。安いね。

シャオミ(小米) Redmi Note 3 が凄すぎた

Apple Store? No Xiaomi Store.
Photo: “Apple Store? No Xiaomi Store.” 2016. Taipei, Taiwan, Apple iPhone 6S.

4月、初夏。台北のシャオミ・ストアで Xiaomi Redmi Note 3 を買った。むろん、Dual SIMフリーだ。欲しい商品のカードを渡して、順番待ちのレシートを貰う。「どこで使いますか?」「台湾」それぐらいの質問で、あっという間に買えてしまう。「mi」と書かれた、オレンジ色の au的バッグに入れてくれた。日本でスマホを買おうとしたら、もっとウンザリする手続きだのなんだのが必要。こんなことじゃ置いてかれるな、日本。

台湾で使うなら、Asus も良さそうだが、Xiaomi の価格の安さと日本での入手のしにくさを考えると、トライしてみたかった。シャオミ・ショップの写真を送った人達の反応は「台北にも Apple Store 有るんだね、まあ、有るよね」みたいな、期待通りの緩いものだったが。とにかく、いろんなものの値段が半分くらいの感じで、買うつもりが無くてもテンションが上がる。

その脚で台南に向かう必要があったので、台北駅で SIMカードを挿して貰ってアクティベート。セットアップの過程で、なんか色々なものに Agree ボタンを押させられて、怖い。途中で Location も選べるのだが、未発売国である日本は選択肢に無い。リストされる国のセレクションが、なんというか西側ドクトリンからは乖離していて不安。しかし、海外専用端末と割り切れば問題は無い。


セットアップが終わると、LTE で何の問題も無く立ち上がる。使い勝手はほぼ iOS なので Android に慣れていない人にも優しい。英語UIで使って居るが、普通に日本語インプットメソッドも入れられるから大丈夫。しかし、メインの Google アカウントを入れる気には、どうにもならなかった。別アカウントを入れて、怪しいアプリも容赦なくインストールしていく。

現地アプリを使って見て、繁体字はやっぱりなんとなく分かる。天気、食事、地図ぐらいは繁体字でいける。特に、食べログ的アプリの「愛評生活通」がえらく便利だ。検索キーワードだって、なんとなく漢字をたたき込むと、なんとなく探せる。牛肉湯の店は、これで見つけたが大変良かった。

指紋認証の速度、液晶のクオリティー、UIの作り込み、どれもレベルが高い。そして、安い。台湾で シャオミ・ストアに人が沢山居る理由が分かる。


面白いのが、カメラの色のチューニング。Samsung のセンサーのようなのだが、赤の発色が恐ろしく主張している。これで豚の丸焼きなんかを撮ると、たいへんな質感になる。ロック画面の画像をスライドショー的に変更する機能もあるのだが、これで出てくる画像も、なんとも朱の主張する色。iPhone のコスモポリタン的なものとは対極の、色彩の文化的な違いを感じる。Xiaomi は中国本土の Apple 模倣者のように言われるが、根底の文化的なものは間違いなく中国大陸のものだ。

そういえば、赤外線ユニットみたいな黒い部分があって、mi remote っていうアプリを起動すると、、これリモコンなのか。実際に、多量のプロファイルセットが用意されていて、世界中の色んなものがコントロールできる。出張先の聞いたことも無いブランドのテレビとか余裕でコントロール。少なくともアジア圏の出張先のホテルで使えなかった事が無い。

普通にこれ、凄いね。