カレーで頭を痺れさせる

いつものように、卵カレーを食べながら、窓の外をぼんやりと眺めている。

午後 11時。客の入りはなかなか多い。向かいの友達はタバコを燻らせながら、マトンカレーの残りをすくっている。さっきから、会話はほとんど無い。テーブルの上で、グラスの発泡酒がぬるくなっている。

何かを考えるのもかったるく、僕たちは店員の様子やら、窓枠に光る電飾やら、そんなものを眺めていた。エスプレッソを持ったインド人のウェイターが、注文したお客を忘れてしまって、ウロウロしている。そこで事件が、、起きるはずもなく、僕たちは食べ終わって外に出た。


何かをしなくちゃいけないとか、楽しくなくちゃいけないとか、そういうのばっかりは疲れる。カレーで頭が痺れて、丁度良かった。

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