全てが違ったガーリック・テキサス・ワッパー

Garlic Texas Whopper.
Photo: “Garlic Texas Whopper.” 2017. Tokyo, Japan, Apple iPhone 6S.

テキサス州でしか食べられない、地域限定ワッパー、テキサス・ダブル・ワッパー。もともとバーガーキングは好きだが、この限定ワッパーは大変に美味しかった。当分テキサスに行くことも無さそうなわけで、いつかまた食べられたらいいなぁ。。

と思って居たら、目の前のバーガーキングにでかい垂れ幕が。ガーリック・テキサス・ワッパーとは何だ。飲んだ後にワッパーで仕上げると、翌朝大変にもたれた状態で目が覚めることを、学習している。しかし、テキサスが食えるなら、いたしかたない。


早速入店。飲み物?はもちろんコーラで。テキサス・ダブル・ワッパーの美味しいポイントは、ベーコンとハラペーニョ、そしてマスタード。オトナ味だけどこれは美味い。

深夜、それなりに荒れた空気感の、某所バーガーキング2階にて開封。んーー、なんか見た目がちょっと違う。そういえば、サンドイッチの名前自体がちょっと違っていたような事に気がつく。まあ、国も違うから多少はね。。

かぶり付く。んーー、なんか全然違う。カリカリベーコン入ってない、ハラペーニョ入ってない、マスタード入ってない。ケチャップ入ってる、ガーリック沢山入ってる、そしてオニオンリングが入ってる?!なんか、凄く濃厚、を超えてしつこい。で、凄く違う。

一週間限定でもよいので、テキサス・ダブル・ワッパーを日本でも出してください。お願いします。

日常なるもの

“Sleepy dog.”
Photo: “Sleepy dog.” 2012. Bangkok, Thailand, Apple iPhone 4S.

大晦日に、風呂の掃除を終えて、ハテナブックマークのリストを眺めると、いろんなエントリーが、not found やforbidden になっている。亡くなってしまった人のエントリーが、まだ残されている。誰かが、そのスペースにお金を払っているのか、あるいは管理者の怠惰なのか。かと思えば友達の blog は削除されている。別に彼は元気だし、どこに行ったわけでもない。多分、忘れているだけなのだろう。

そんな感じの、あまりもう有効でもなくなってリストだけれど、そこにある blog なり、昔ながらのホームページなりを僕はしつこく読んでいて、そして僕もしつこくこのページを書き続けているのだ。


「今年は、正月の華やかさが無いねぇ。」

とタクシー運転手に話しかけられる。降りてくる人にも華やかさが無いと、運転手は言う。まあ、確かに僕にも華やかさは無いな。今の時代、毎日が日常で、盆暮れ正月だなんだという季節的な特別感は無くなっている。僕は、実は、それはそれでよいと思って居るから、それを嘆く運転手に話を合わせながらも、幾分申し訳ない気分になった。

最近の若い人は、あまりそういう事にお金を使わなくなっているしね、という方向に話は進む。記念日に特別なことを、というよりも、満たされた日常を積み重ねる事に重きを置く。それがポストバブルの、気分。

丁度、実家に帰る電車の中で、「モチベーション革命」という、割とうんざりくる本をほぼ読み終わっていた。(Kindle Unlimited で無ければ、決して読むことは無かっただろう)そこに書かれていたテーマは、ちょうど運転手が言っていたこととだいたい同じようなものだった。

僕の物事への見方とか、感想とかは、本の中で「最近の若い世代」と一括りにされているクラスタに近い。既存のシステムとして、こうあるべきと作られたものではなくて、新しく作り替えられていくもの、そちらに手を貸したいし、そちらで必要とされる人でありたい。成功の証にとっておきのワインを飲むよりも、サイゼリアのマグナムボトルを仲間と楽しく飲む方がよいのだ。

そんな事を考えながら、タクシーを降りた。


犬の写真なら、タイで沢山撮ったよな、と思ったけれど、噛みつかれるのが怖くてさっぱり写真が無かったよ。

韓牛なるもの

Hanwoo.
Photo: “Hanwoo.” 2016. Seoul Korea, Apple iPhone 6S.

やっぱり韓国では毎日焼肉なの?という今から考えれば無邪気で、いささか失礼な僕の質問に、いや、豚(サムギョプサル)が多いかな、と現地の同僚は答えた。それは、もう15年ぐらい前の話。

その頃食べた韓国の牛肉は、恐らくはアメリカからの輸入で、いかにも赤身の噛み応えを重視したU.S.ビーフだった。それは、今になって思えばの話で、当時の僕は韓国の牛肉を絶賛している。今読むと恥ずかしい話だが、それも15年の歴史。

そして最近、新たなる韓国ブランドの牛が台頭しつつある。恐らくは、和牛の遺伝子を受け継ぐという(どうやってそれを入手したのか?という話題にはあえて触れまい。。)噂に高い、韓牛というものを食べに行ってみよう。


とは言ったものの、韓牛はあまり流通が無いらしく、どこでも食べられる訳では無いようだ。ソウル駅から電車に乗って水原駅へ、さらにタクシーに乗って、やっとたどり着いた韓牛の店。見た目は、いかにも流行っていそうな焼肉屋、カボジョンカルビ。

店の佇まいは日本の韓国料理屋と同じ。いや、日本の韓国料理やがよく出来ていると言うことか。毎度お馴染みのチリチリパーマのおばちゃん達が、テキパキとお膳の準備をしてくれる。そうして、並んでやってくるおかずが、種類も多くて美味しい。

韓国企業に勤務経験のある友人は、水キムチを絶賛している。なんというか、目の付け所が玄人筋だな。あと、唐辛子まみれの沢蟹みたいなやつが、美味かった。

メニューを見ると、普通の牛に比べて、韓牛は別格の値づけになっている。しかし、このためにわざわざここまで来たのだから、迷わずオーダー。


韓牛、焼く前の見た目は、あんまり馴染みのない肉の色。少し黄味がかかってる。サシの入り方に、その祖先を感じる。これまたお馴染みの、でろーんと長いカルビの形でやってきて、チリチリのおばちゃんがテキパキと焼き、ひっくり返し、焼き、切り刻む。

切り刻まれた韓牛は、もう、いつもの韓国焼肉になっている。神戸牛が、アメリカでステーキにされるように、かように、文化は素材を圧倒するものか。

韓牛の味は、あんまり覚えてないけど、だいたい和牛かも。お会計は、二人で110,000 wonなので、まあ安くは無いが、高くも無いね。